Google Docs は専用のデザインツールではありませんが、シンプルなパンフレット作成には十分対応できます。組み込みのテンプレートギャラリーには、シンプルな一つ折りデザイン用の既製レイアウトが2種類用意されており、三つ折りは横向きページと3列の表を使って手動で作成できます。このガイドでは両方の方法に加え、コンテンツとレイアウトを両方ゼロから作成する必要がある場合に便利な、Kimi Docs を使ったより速い方法も紹介します。
テンプレートを使って Google Docs でパンフレットを作る方法
Google Docs には無料のパンフレットテンプレートが2種類用意されています。「Geometric」と「Modern Writer」です。どちらも縦向きの単一ページレイアウトで、新規ドキュメントとしてそのまま開き、特別な設定なしでカスタマイズできます。この方法は、折り込み式の三つ折りが不要なシンプルなレイアウトに適しています。
ステップ1:テンプレートギャラリーを開く
docs.google.com にアクセスし、ホーム画面の右上にある「テンプレートギャラリー」をクリックします。
ステップ2:「パンフレット」を検索する
「Work(ビジネス)」セクションまでスクロールするか、ギャラリーの検索欄に「brochure」と入力します。Google Docs には「Geometric」と「Modern Writer」という2種類のパンフレットテンプレートがあります。いずれも縦向きの単一ページデザインです。
ステップ3:テンプレートを開いてカスタマイズする
テンプレートをクリックして新規ドキュメントとして開きます。プレースホルダーのテキストや画像を自分のコンテンツに置き換えます。ツールバーの標準的な書式設定ツールを使って、フォント、色、レイアウトを変更します。
ステップ4:ダウンロードまたは共有する
「ファイル」>「ダウンロード」からPDFまたはDOCX形式で保存するか、「ファイル」>「共有」でリンクを直接送ることもできます。印刷する場合はレイアウトが固定されるPDFの方が適しています。
Google Docsで三つ折りパンフレットをゼロから作る方法
Google Docsで三つ折りパンフレットをゼロから作るのは、テンプレートを使う場合よりも手順が少し増えますが、パネルのレイアウトや内容を自由にコントロールできます。ページを横向きにして、3列の表でページを3つの区画に分け、それが折り目になる仕組みです。完全な三つ折りは片面3パネル、両面で計6パネルとなるため、文書としては2ページ分になります。
ステップ1:ページを横向きに設定する
「ファイル」>「ページ設定」を開き、方向を「横」に設定し、余白は上下左右すべて0、またはできるだけ狭く設定します。これにより、列がページ幅いっぱいに広がります。「OK」をクリックします。
ステップ2:3×1の表を挿入する
「挿入」>「表」を開き、3列×1行のグリッドを選択します。これにより幅が等しい3つのセルが作られ、三つ折りの表面(前面)3パネルになります。
ステップ3:裏面用の2ページ目を追加する
表の後にEnterキーを押して2ページ目に移動し、そこにもう1つ3×1の表を挿入します。1ページ目には表面(前面)の3パネル、2ページ目には裏面の3パネルが入ります。
ステップ4:各パネルに内容を追加する
各セルをクリックしてテキストや画像を追加します。標準的な三つ折りのパネル配置は次のとおりです。1ページ目の右端のセルが表紙、中央のセルが背面パネル(折ったときに見える面)、左のセルが背表紙の内側になるパネルです。2ページ目の3つのセルは、パンフレットを開いたときに見える内側のパネルになります。
ステップ5:表の枠線を隠す
表を右クリックして「表のプロパティ」を選択します。枠線の色を白に、枠線の幅を0ptに設定します。これにより枠線が見えなくなり、印刷時に列の区切りが目立たない、きれいな仕上がりになります。
ステップ6:ダウンロードして印刷する
「ファイル」>「ダウンロード」>「PDFドキュメント」から最終版を保存します。これで、手作業の表を使ったGoogle Docsでの三つ折りパンフレットの作成方法は完了です。印刷時は両面印刷を選択し、1枚の用紙の両面に印刷することで、折ったときに実際の三つ折りパンフレットになります。
Kimi Docsでパンフレットを作成する方法
多くのパンフレット作成ツールは、固定されたテンプレートに手作業で内容を入れていく形式です。Kimi Docsはその逆で、パンフレットの目的、ターゲット層、パネル構成を説明するだけで、文章の作成とレイアウトの構築を同時に行ってくれます。
Kimi DocsをAI文書エージェントとして使うことで、複雑な表を細かく調整したり、列の幅を変更したり、プレースホルダーのテキストを何時間もかけて置き換えたりする手間が完全になくなります。プロ仕様で印刷にすぐ使えるレイアウトが即座に手に入ります。
ステップ1:必要なパンフレットを説明する
Kimiに、パンフレットの目的、パネルの数、各パネルに載せる内容を伝えます。
ステップ2:生成されたパンフレットを確認する
Kimiが説明内容に基づいて構造化されたレイアウトを生成します。内容を確認し、追加のプロンプトを送ることでテキストの調整、セクションの追加、トーンの変更ができます。
ステップ3:パンフレットをダウンロードする
パンフレットが完成したら、Word文書またはPDFとして完成ファイルをダウンロードします。
Kimi Docsの主な特徴
手作業での表組み設定が不要:必要なパネル数やコンテンツ領域を説明するだけで、Kimiが構造を自動で組み立てます。表を挿入したり、列幅を設定したり、枠線を手動で非表示にする必要はありません。
コンテンツとレイアウトを一度に生成:まずレイアウトを組んでからコンテンツを流し込むのではなく、Kimiはパンフレットの文章を作成しながら同時にセクションへ配置していきます。
素早く簡単に調整・反復できる:追加のプロンプトを送るだけで、パネルの内容を変更したり、見出しを差し替えたり、トーンを調整したりできます。毎回レイアウトを一から作り直す必要はありません。
どんなパンフレット形式にも対応:二つ折り、三つ折り、リーフレット、製品案内など、いずれも同じように説明するだけで生成できます。
複数形式に対応し、スムーズに変換:完成したパンフレットはWordファイルまたはPDFとしてダウンロードできるほか、Kimi Docs内で直接PDFに変換して配布しやすくしたり、追加のソフトウェアなしで印刷サービスへそのまま送ることもできます。
視覚デザインのサポート:Kimiは画像とテキストを一体的にまとめ、プロフェッショナルな表紙レイアウトを生成し、必要に応じてデータの可視化も組み込むことができます。その結果、初稿の段階から構成と見栄えの両方が整ったパンフレットが得られます。
Google Docsと他のパンフレット作成ツールの比較
パンフレットの作成方法を調べていると、Google Docsと並んでいくつかのツールが挙がります。例えば、Wordでのパンフレットの作り方や、Canvaでのパンフレットの作り方などです。それぞれの位置づけを見ていきましょう。
| ツール | 適している用途 | 制限事項 |
|---|---|---|
| Google Docs | テンプレートを使った手早いパンフレット作成、または手作業で作るカスタム三つ折りパンフレット | テンプレートが限られており、ドラッグ&ドロップのデザイン機能がなく、三つ折りには表を使った代用手段が必要 |
| Canva | ドラッグ&ドロップでデザインできる、画像を多用したビジュアル重視のパンフレット | 無料プランではテンプレートが限られ、エクスポート形式もプランによって異なる |
| Microsoft Word | Wordベースのワークフローで作業するユーザー向けのパンフレット | 機能面はGoogle Docsと似ており、三つ折り用のネイティブテンプレートはない |
| Kimi Docs | コンテンツと構成の両方を一から生成する必要があるパンフレット | プロ向けのデザインツールに比べるとビジュアルデザインの調整余地は少ない |
まとめ
Google Docsには、パンフレット作成における2つの選択肢があります。シンプルな二つ折りレイアウト用の既製テンプレートと、横向きページと3列の表を使った手作業による三つ折り設定です。どちらも無料で、追加のソフトウェアも不要ですが、内容は手作業で入力する必要があります。1つの説明からコンテンツとレイアウトをまとめて生成し、より早く仕上げたい場合は、Kimi Docsを使えば手作業での設定なしに、そのまま使える見栄えの良いパンフレットが作成できます。