スキルとは?

スキルは、AIエージェントの能力を広げるために設計された、再利用可能なナレッジパッケージです。各スキルには次の内容が含まれます。
- 作業アプローチと運用ガイド — 特定のタスク種別に合わせた方法論。
- ベストプラクティスと標準 — 従うべき業界標準や社内プロトコル。
- スクリプト、ツール、参照リソース — 実行を支援する任意のツールや資料。
使い方
会話を開始すると、エージェントは利用可能なスキルの一覧(名前と簡単な説明)を確認します。現在のタスクに関連するスキルがあれば、エージェントはその詳細な指示を読み込み、それに従って実行します。
ユーザージャーニー
スキルの発見から自作までの流れは次のとおりです。
- スキルを探す — Skillsパネルで公式スキルやおすすめスキルを閲覧し、自分の用途に合うものを見つけます。
- スキルをインストールする — 「+」ボタンをクリックすると、すぐにスキルを追加できます。
- スキルを呼び出す — チャットボックスに
/を入力してスキルを選択するか、入力内容に応じてKimiに自動で起動させます。 - 自分のスキルを作る — 既存のスキルで要件を満たせない場合は、ドキュメントをアップロードするか要件を説明してカスタムスキルを生成できます。また、
/skill-creatorを使って対話形式で作成することもできます。
スキルの仕組み
リクエストを送信すると、Kimi Agentは現在のタスクに特定のスキルが必要かどうかを判断します。必要な場合は、対応するスキルを自動的に読み込み、その指示に従ってタスクを完了します。
スキルはタスクに関連する場合にのみ読み込まれるため、ほかの会話のコンテキストを妨げません。
スキルと直接プロンプトの違い
週報作成を例にすると、違いは次のようになります。
- 直接プロンプト: Kimi Agentに直接依頼すると、形式についての自身の理解に基づいて作成します。
- スキルを使用: 週報スキルをインストールしておけば、毎回指示を繰り返さなくても、事前に設定した構成、トーン、長さに沿って出力されます。
| 直接プロンプト | スキルを使用 | |
|---|---|---|
| 毎回要件を説明する必要がある? | はい | いいえ、自動的に適用されます |
| 出力形式の安定性 | ばらつきあり | 定義どおりに一貫 |
| 最適な用途 | 単発・一時的なタスク | 反復的で固定されたワークフロー |
| 事前設定は必要? | いいえ | 作成またはインストールが必要 |
スキルの種類
(1) 公式スキルとおすすめスキル
公式スキル: Moonshot AIが作成・保守しており、すべてのユーザーが利用できます。Kimiは関連する場面でこれらを自動的に起動します。
代表的な公式スキルには次のものがあります。
docx— Word文書の作成・編集を行います。文書作成、編集、コメント、改訂、脚注、目次、MarkdownからWordへの変換など、あらゆる.docxタスクに適しています。deep-research— ツールキットを使って詳細な調査を行い、長文レポートを作成します。少なくとも10回の反復検索サイクル、再帰的な振り返り、必須のIPython可視化が求められます。
おすすめスキル: シナリオ別に厳選されたスキルで、ワンクリックで追加できます。投資調査や文書フォーマットなど、よく使われる用途をカバーしています。
代表的なおすすめスキルには次のものがあります。
sop-writer— 業務プロセスを完全な標準作業手順書(SOP)に変換します。プロセスフローチャート、RACIマトリクス、詳細な運用手順、例外処理を含みます。event-etf-study— コンセプトまたはイベントを起点に関連銘柄を特定し、時価総額加重のETF指数を構築し、イベント期間中の市場価値の変化を分析して、インタラクティブなHTMLダッシュボードを生成します。ユーザーがテーマ株、テーマ型ETF、イベントドリブン分析、イベント調査について問い合わせた場合に使用します。
Office文書からスキルへ: ドキュメントをアップロードしてスキルを生成し、スタイルテーマを簡単に再現できます。
(2) オープンソーススキル
オープンソースコミュニティから適したスキルをダウンロードまたはインストールし、Local Agents(Kimi Codeなど)やCloud Agents(Kimi Clawなど)と組み合わせて使用できます。
主なAIスキルハブプラットフォーム
| プラットフォーム | URL | 説明 |
|---|---|---|
| SkillsMP | https://skillsmp.com | GitHubからSKILL.mdパッケージを取り込むAIエージェント向けスキルマーケットプレイス。Claude CodeおよびOpenAI Codex CLIに対応 |
| SkillsLLM | https://skillsllm.com | Claude Code、Codex CLI、ChatGPT向けに、セキュリティ審査済みの1,600以上のスキルを提供するオープンソースのAIエージェント向けスキルマーケットプレイス |
| LobeHub Skills | https://lobehub.com/skills | Claude Code、Codex CLI、ChatGPTに対応したSKILL.mdパッケージを閲覧・配布できます |
(3) スキルをカスタマイズする
個人のワークフローや特定領域のタスクに合わせて、自分で作成するカスタムスキルです。例:
- 文書やプレゼンテーションに特定のスタイルガイドを適用する。
- 固定テンプレートに基づいてメールやコミュニケーション文面を生成する。
- 会議メモを特定の形式で整理する。
- 特定のデータ分析ワークフローを実行する。