Kimi Work の概要
Kimi Work は、ナレッジワーカーのための汎用ローカルエージェントです。Kimi デスクトップクライアント(Mac / Windows)の「Work」モードで利用できます。
Kimi Code がエンジニアリング領域で実証してきたエージェント機能を、日々の仕事で使い慣れたデスクトップ操作へと展開しました。ターミナルを開いたり、コマンドを書いたり、環境を設定したりする必要はありません。自然言語で目的を伝えるだけで、Kimi Work がタスクを分解し、手順を並列に進め、ツールを呼び出し、ブラウザを使い、フォルダを作成・整理し、文書、スプレッドシート、スライド資料などの成果物を、あなたのコンピュータ上で作成します。
Kimi Code はコードを書く開発者を支援します。一方、Kimi Work はナレッジワーカーを支援し、情報の移動、ファイル整理、データ分析、レポート作成といった日常的な業務シーンを主にカバーします。
主な機能
- ローカルエージェントの中核: Kimi Code を中核として動作し、スキルのインストールと利用、スケジュールタスクの実行など、ローカルエージェントに必要な基本機能を提供します。
- プロフェッショナルスキル: オンライン版 Kimi Agent の専門スキル(Webサイト作成、PPT 作成など)を引き継ぎ、サードパーティ製スキルの推薦やローカルスキルのアップロードにも対応します。
- プラグインと専門データベース: Canva、Notion、WPS などの外部アプリやサービスを Kimi から利用でき、金融、研究、法律など各分野の専門データベースにも接続できます。
- Kimi WebBridge: 人が操作するのと同じようにブラウザを扱う、組み込みのブラウザ操作ソリューションです。
- Agent Swarm: タスクの複雑さに応じて、最大300体のサブエージェントから成るチームを自律的に編成し、より複雑で長時間にわたるタスクに対応します。
- 長期タスク実行: Kimi K2.6 モデルの長期タスク実行能力により、13時間の連続コーディング、300体のサブエージェントによる並列作業、4,000回を超える自律的なツール呼び出しに対応します。
画面と操作
- クライアントには「Work」と「Chat」の2つのモードがあります。Work モードのサイドバーには、新規タスク、スキル、スケジュールタスク、WebBridge、プロジェクト、チャットが含まれます。
- 入力欄に「/」と入力するとスキルをすばやく利用でき、「@」でコンテキストを追加できます。
- 権限制御が用意されており、次の認可方法を選べます。
- 許可をリクエスト: 実行前に承認を求める
- すべて許可: 承認を求めずに直接実行する
- 実行モードは「Agent」と「Agent Swarm」の2つから切り替えられます。
バージョン情報
Kimi Work は 2026年6月3日にリリースされ、現在はベータ版として頻繁に改善が行われています。これまでに、ファイルプレビュー、下書きの自動保存、ゴールモード、プラグインセンターなどの機能を順次追加してきました。現在のテストでは、タスク分解、複数エージェントの並列処理、ツール呼び出し、ブラウザ操作、ローカルファイルの扱い、長い成果物の生成に重点を置いています。実行の安定性、成果物の品質、ユーザー体験は、ベータユーザーからのフィードバックをもとに継続的に改善していきます。
システム要件とダウンロード
- Mac: Apple silicon が必要、macOS 12 以降
- Windows: Windows 10 以降
- ダウンロード: kimi.com/products/kimi-work