カスタマイズとリファレンス

Kimi Code CLI には豊富なカスタマイズ機能が用意されており、AI の動作やワークフローを用途に合わせて調整できます。

設定ファイル

Kimi Code CLI はグローバル設定ファイルとして ~/.kimi/config.toml を使用し、TOML と JSON の両方の形式に対応しています。次の項目を設定できます。

  • API プロバイダーとモデル: さまざまなモデルプロバイダー、API エンドポイント、キーを設定します。
  • デフォルトモデル: 使用するデフォルトモデルを指定します。
  • 実行時パラメーター: タイムアウト、concurrency、出力形式などの実行時設定を調整します。

/config コマンドを使うと、設定ファイルをすばやく開いて編集できます。

AGENTS.md によるプロジェクト設定

プロジェクトのルートに AGENTS.md ファイルを置くことで、AI にプロジェクト単位のコンテキストを提供できます。

  • プロジェクトの背景: プロジェクトの機能、アーキテクチャ、技術スタックを説明します。
  • ビルド手順: 依存関係のインストール、プロジェクトのビルド、テストの実行方法を記載します。
  • コード規約: 命名規則、ディレクトリ構成のルール、コードスタイルの方針を示します。
  • 特記事項: セキュリティ上の制約、パフォーマンス要件、その他の重要な注意点を記載します。

/init コマンドを使うと、AI がプロジェクトを自動でスキャンし、初期版の AGENTS.md を生成します。ファイルを手動で編集し、プロジェクト固有の情報を追加することもできます。AGENTS.md ファイルは任意のサブディレクトリに配置できます。AI は関連する設定を自動的に読み込みます。

カスタムシステムプロンプト

AI のシステムプロンプトは、いくつかの方法でカスタマイズできます。

  • グローバルシステムプロンプト: ~/.kimi/AGENTS.md に記述します。すべてのプロジェクトに適用されます。
  • プロジェクト単位のシステムプロンプト: プロジェクトルートの AGENTS.md に記述します。現在のプロジェクトにのみ適用されます。
  • 起動パラメーター: 起動時に --system-prompt フラグで指定します。

プロジェクト単位の設定はグローバル設定より優先され、起動パラメーターが最も高い優先度を持ちます。

MCP 連携

Kimi Code CLI は Model Context Protocol (MCP) に対応しており、外部ツールやデータソースに接続して AI の機能を拡張できます。

  • MCP サーバー設定: 設定ファイルに MCP サーバーのアドレスを追加すると、AI が外部ツールを呼び出せるようになります。
  • 組み込み MCP サポート: よく使われる一部の MCP ツールは組み込み済みで、追加設定は不要です。
  • カスタム MCP サーバー: 独自の MCP サーバーを開発して、ドメイン固有の機能を提供できます。

MCP 設定は ~/.kimi/config.toml、またはプロジェクト単位の設定ファイルに配置できます。

環境変数

Kimi Code CLI は環境変数による設定にも対応しており、CI/CD パイプラインやスクリプトで便利です。

環境変数説明
KIMI_API_KEYAPI キー
KIMI_BASE_URLカスタム API エンドポイント
KIMI_MODELデフォルトモデル名
KIMI_MAX_TOKENS出力トークン数の上限

環境変数は、設定ファイル内の設定よりも優先されます。

その他の参考情報

  • スラッシュコマンドリファレンス: /help ですべての利用可能なコマンドを確認できます。
  • CLI パラメーターリファレンス: kimi --help を実行すると、すべての起動パラメーターを確認できます。
  • 公式ドキュメント: 最新の完全なドキュメントは Kimi Code Docs をご覧ください。